うつ病 症状のチェック

2020年3月23日

うつ病 症状のチェック

忙しい毎日が続き、自分の時間はいったいどこに行ってしまったんだろう、
と思いながら仕事に出かけているあなた。ストレスはたまっていませんか?

毎日笑顔で過ごしている裏で大きな悩みをかかえ、なんで笑っているんだろう?
と思いながら笑顔で頑張っているあなた。

ストレスはたまっていませんか?

仕事の悩み、対人関係の悩み、家庭の悩みなどさまざまな理由からストレスはたまっていきます。

ストレスという言葉はちっとも珍しくなく、日常で頻繁に使われている現代。

ストレスだけでなくうつ病と言う言葉もすっかり定着し、浸透してしまいました。

「課長がうつ病らしいよ」
とか
「山田さんの奥さんがうつ病になったんだって」
という話も日常会話の中でよく耳にするようになりました。

WHO(世界保健機関)の疫学調査によると、
うつ病は人口の3~5%の割合で見られる病気といわれています。

つまりうつ病は多くの人がかかる可能性の高い病気なのです。

うわさ話をしているあなた、決して他人事ではありませんよ。

うつ病は何らかの原因で気分が落ち込み、何事にも興味がなくなり、
生きるエネルギーがなくなってしまう病気です。

うつ病になると心だけでなく身体のあちこちにも不調があらわれます。

うつ病は軽度のものから重度のものまでさまざまで、
その原因はまだはっきりとは解明されていません。

うつ病は実際になっていても本人の自覚が薄く、他の人から見てもわかりにくい病気です。

また、軽度の場合は病院に行っても専門家でなければ
うつ病と気くことができないことの多い病気でもあります。

うつ病は放っておくと悪化し大うつ病となり、自殺をする原因ともなる怖い病気です。

うつ病の症状には次のようなものがあります。

精神的症状

・ 何をするのもおっくうになる
・ 集中力や決断力が低下し物事をきちんとすすめることができなくなる
・ 人に会うことや人といることが嫌になる
・ あらゆることに対し悲観的に考えるようになる
・ 生きるのが嫌になり自殺をしたくなる

身体的症状

・ 体がだるい
・ 食欲がない
・ 眠れない
・ 頭痛、肩こり、めまい

この他にもうつ病にはさまざまな症状があります。

うつ病か単なる落ち込み、また疲れによるものか判断するのは難しいですが、
目安として気分の落ち込みなどが2週間以上続いているかどうかがあります。

2週間以上続いていある場合はうつ病のおそれがあります。

うつ病は誰もがかかる可能性が高い病気で、決してはずかしい病気ではありません。

ちょっとでもうつ病かなと思ったら早めに精神科や心療内科などに行き
適切な治療を受けるようにしましょう。

うつ病になりやすい人の特徴

なんだか何をするのもおっくうで面倒くさい。

仕事も恋愛も人に会うのもすべてが無意味だ。

何をしていても楽しくないし生きていてもつまらい。

仕事で失敗してしまったとき、大好きだった人にふられてしまったとき、
家族や友達とけんかしてしまったときなどこんなことを思ったことはありませんか?

これが一時の感情であればそれはよくあることですが、
この状態が長く続いている場合は注意下さい。

その場合はうつ病のおそれがあります。

うつ病という言葉を耳にしたことがない人はいないでしょう。

あちこちで耳にするようになったうつ病。

今や現代病の1つとして誰もがかかる可能性が高い病気の1つとなっています。

ここでうつ病になりやすい人の特徴をあげてみました。

・ まじめ、几帳面、責任感が強い
・ 何事にも妥協しない完ぺき主義
・ 自分を責めやすい
・ すべてを自分でこなし、他人に何かを任せることができない
・ 頑固で物事に固執し、柔軟なものの見方ができない
・ 人からどう思われているかを気にしすぎる
・ 何事においても自己否定をしてしまう
・ 常に悲観的にものこごとを見たり、考えたりしてしまう
・ 思っていることを口に出せず、心にためてしまう
・ 他人にいつも気を配っている

もちろんこれらに当てはまるからと言ってうつ病になるとは限りません。

また、当てはまらない人でもうつ病になることはあります。

あくまでも目安として参考にしてください。

うつ病と生活のバランスは大きく関係しています。

無理をしつづけて生活のバランスが崩れたり、
生活に変化があったりするとうつ病になりやすいようです。

離婚、リストラ、転職、引越し、いじめ、親しい人の死、
病気、多額の負債、過労、妊娠、流産などはうつ病のきっかけとなる場合があります。

うつ病は普段の生活における気持ちの持ち方一つで予防することができます。

次のようなことに注意しながら生活するようにするといいでしょう。

・ 完ぺきを求めない。まぁいっかという気持ちを持ちましょう。
・ がんばり過ぎない。時々肩の力を抜いてリラックスしましょう。
・ 自分に厳しくし過ぎない。完ぺきな人はいません、たまには自分をほめてあげましょう。
・ すべてを一人で背負わない。無理をせず他の人の助けをかりましょう。
・ 他人に気を遣い過ぎない。自分自身をもっと労い、大切にしましょう。
・ 体調が悪いときはできるだけ無理をしない。人生を楽しむには健康第一です。健康に気を配りましょう。
・ 生活リズムを整える。睡眠を十分とって、バランスの良い食事とり、適度な運動をするようにしましょう。また自分が楽しめる時間を作るようにしましょう。

うつ病予防には気持ちを張り詰めずリラックスした毎日を過ごすことが大切です。

また、自分を認め大切にすることでストレスをだいぶ軽減することができます。

予防をしていてもそれでもうつ病になってしまう人もいるでしょう。

うつ病かなと思ったら早めに精神科や心療内科などに相談に行きましょう。

うつ病の人と接するときの注意点

なんだか体がだるい。

何をやっても集中できないし、やる気がおきない。

すべてのことがマイナス方向に進んでいる気がする。

そんな状態が続き病院に行ったらうつ病と診断された。

これはかなりショックなことでしょう。

しかし、うつ病はは珍しい病気でも恥ずかしい病気でもありません。

うつ病は自覚症状がないので気づかない人も多いのですが、
実は人口の3~5%もの人がうつ病にかかっているというデータがあるほど、よくある病気なのです。

うつ病は放っておくと大うつ病となり、回復するのが大変になることがあります。

また、最悪の場合、自殺をしてしまう人もいます。

ですから、気づかないで悪化し回復に時間がかかったり
最悪な事態になる前に気づくことができたほうがずっといいのです。

うつ病は早期発見できれば、比較的短期間の治療で治すことができます。

もし、家族や恋人、友人などがうつ病の兆候をみせたら注意してください。

うつ病の兆候

・ あまり話さなくなる
・ 今まで興味があったものや好きだったものに対して無関心になる
・ ぼんやりして集中力がなくなったようにみえる
・ 急に遅刻や早退、欠席などが増える
・ だるさや体の不調を訴える
・ 食欲がなくあまり眠れなくなる

うつ病の人は焦りったり自分を責めたりし、心に余裕がなくなっています。

接する時は注意をする必要があります。

うつ病の人と接するときの注意点

・ 話しを親身になって聞き、辛い気持ちに共感を示す
・ 会話の中で否定的な表現を使わないようにする
・ 自分は敵ではない、見方であるという姿勢を示す
・ 励ますような言葉をかけない
・ 決して自殺をほのめかすような言動はしない
・ イベントに無理やり誘ったり、気分転換を促がさない

うつ病の人には周りの人の理解と温かい助けが必要です。

病気の人がいるとつい励ましたくなりますが、
うつ病の人は頑張ってと励まされるとそれがプレッシャーになり、余計に悪化してしまいます。

励ますのではなく、安心して休めるように温かく見守りましょう。

また、元気がないなら外に連れ出して気分転換してもらおう、
という考えもうつ病の人にはマイナス効果です。

気分転換しなくてはいけないという義務感に押しつぶされたり、
楽しんでいる人をみて疎外感を感じて症状がひどくなってしまう場合があります。

気をつけましょう。

うつ病の人はケガをしているわけではないので、
ふとしたときに病気であることを忘れてしまいがちですが、
うつ病はれっきとした病気だということを忘れないで下さい。

うつ病の人と接するときは焦ったりイライラしたりせず、
ゆったりとした心で接するように心がけましょう。"

うつ病とは 薬

うつ病は軽度の場合は日常生活に大きな支障がないため本人の自覚があまりなく、
また周囲も気づかないことが多い病気です。

しかし、うつ病は気づかれていないだけで多くの潜在的な患者がいると言われています。

WHO(世界保健機関)の調査では人口の3~5%もの人がうつ病であるという結果が出ています。

無気力状態になり、何事にも無関心になってしまううつ病は、
悪化すると日常生活に支障をきたすことになります。

仕事をしている人は、仕事に集中できなくなったり、
無断欠勤や早退などするようになってしまいます。

また、主婦なら家のことも何も手がつかなくなってしまったりします。

その他にもうつ病にはさまざまな精神的症状や身体的症状が見られます。

うつ病になると自分ができないのは自分が悪いんだ、
と自分を責めて追いこんでしまうようになります。

しかし、うつ病で無気力になったり集中力がなくなるのは本人のせいではありません。

うつ病は病気なのです。

残念なことにうつ病なんて気合が足りないからなるんだとか、
甘えているからなるんだと思っている人が少なくありません。

しかし、その考えは間違っています。

うつ病はれっとした病気で気の持ちようで治るものではないのです。

うつ病はストレスなどによって脳内の神経伝達物質であるセトロニンや
ノルアドレナリンが減少することで起こると言われています。

セロトニンやノルアドレナリンは脳内で心と体を活性化する脳内神経伝達物質です。

うつ病の場合このセロトニンやノルアドレナリンに働きかける薬を使って
これらの脳内神経伝達物質のバランスの乱れを修正し、治療改選していきます。

うつ病治療に使われる抗うつ薬には三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、
SSRI(選択的セロトニン再取込み阻害剤)、
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害剤)などがあります。

その中で世界中から注目を集めているのがSSRIです。

SSRIは必要な箇所にのみ選択的に作用するため他の抗うつ薬と比較すると
副作用が少ないといわれています。

抗うつ薬を服用する際には必ず医師の指示にしたがって服用しましょう。

自分で勝手に判断して薬の量を調整したり、
服用を止めたりすることはうつ病回復を遅らせたり、悪化させる原因となります。

抗うつ薬は、即効性のある薬ではありません。

効果が出始めるのに数週時間かかりますので、
服用してすぐに効かないからといって心配する必要はありません。

うつ病は治る病気です。焦らずゆっくり治療しましょう。

うつ病の治療

人間関係の複雑さに嫌気がさしたことはありませんか?

忙しく流れる時間に流されている自分が嫌いになったことはありませんか?

すべてのことを放り投げて逃げ出したくなったことはありせんか?

ストレス社会と言われている現在。

多くの人がいろいろなことを我慢し、そして頑張りつづけています。

しかし、頑張りつづけるにも限界があります。

そして限界に達した人がなってしまう悲しい病気がうつ病です。

うつ病は心が弱い人だけがなる病気ではありません。

人口の3~5%がうつ病であると言われるほど多くの人がうつ病で苦しんでいます。

中にはうつ病という自覚がないまま苦しんでいる人もいます。

うつ病は自覚しにくい病気であるため、
うつ病と気づくまでに時間がかかり治療が遅くなることがよくあります。

うつ病は早期発見することで早めに治療することができる病気ですが、
うつ病がひどくなり大うつ病となると治療に多くの時間をかけなくてはなりません。

うつ病かなと思ったら早めに病院に相談に行きましょう。

うつ病になると精神的症状と身体的症状があらわれます。

精神的症状には、気分が滅入る、悲観的になる、人に会いたくなくなる、
集中力がなくなる、面倒くさくなり無気力になる、決断力が低下する、
何事にも無関心になるなどがあります。

また身体的症状には、体がだるい、めまいがする、眠れない、手足がしびれる、
便秘や下痢になる、食欲がなくなるなどがあります。

また、女性ならその他に月経不順などがあります。

うつ病の治療は休養、薬物治療、精神療法などがあります。

休養は心と身体両面の休養が必要となります。

状況によってライフスタイルを変えたり、仕事や家事などを休み休養をする必要があります。

薬物療法は抗うつ剤や睡眠導入剤(睡眠薬)などを使用して治療します。

抗うつ薬には第一世代の抗うつ薬、第2世代の抗うつ薬、第3世代の抗うつ薬(SSRI)、
第4世代の抗うつ薬(SNRI)などざまざまなものがあります。

うつ病の治療薬を服薬すればすぐにうつ病が治るわけではありません。

効果が出始めるまで数週間の期間が必要となります。

薬は副作用がでるおそれもあるので必ず医師の診断にしたがって服用しましょう。

また、副作用が出た場合は勝手に自己判断して中止せず、必ず医師に相談しましょう。

精神療法は医師が患者と話し、患者の抱えている悩みや不安を取り除いていく治療法です。

精神療法は大切な治療の1つですが患者にとっては医師と話すことが負担になる場合もありますので、
様子を見ながら実施する必要があります。

うつ病の回復には波があり、良くなったり悪くなったりしますが、必ず治る病気です。

治る病気なんだから治療していればそのうち治るだろう、
という気持ちを持って焦らずゆっくり治療をするようにしましょう。