うつ病の症状の特徴

うつ病の症状の特徴

うつ病はほかの一般的な病気と異なり、
病気の症状が身体に現れるだけではなく精神的にも症状が現れることは
以前にもお話させていただいたことがありますが、
一方で精神的な病気を考えられているうつ病ですが、うつ病の症状は身体にも現れてきます。

うつ病による身体の症状にはいろいろなものがあるので、
身体の症状からうつ病だと診断するのは難しいようです。

このようなことで病院での診断でも身体に異常がない、
体調不良の理由がわからないと診断されることも少なくないようで、
これはさらにうつ病を悪化させることにもつながります。

うつ病によって身体に現れる症状には「眠れない・朝早くに目が覚める」といった睡眠障害や
「食欲がわかない・胃のむかつき、もたれがある」「痩せてきた」といった食欲障害、
その他頭痛や微熱が下がらない、肩こり、疲れば溜まりやすく倦怠感がとれない、
性欲が衰える、便秘・下痢になる、生理不順などがあります。

これらの症状が2週間以上治らない場合は、うつ病の可能性も考えられます。

初期の軽いうつ病の段階では、精神的な症状はあまり見受けられず、
身体のほうに少しいつもと違う症状があらわれるので「風邪かな?」
というように身体の病気ではないかと考えてしまうのだそうです。

子供のうつ病

子供がうつ病なる割合は、
調査によると12歳未満の子供の40~200人に1人(0.5~2.5%)程度だということなのですが、
12歳~17歳の思春期前後の子供の場合は12~50人に1人がうつ病にかかっている
認められているそうです。

思春期に入り悩むことが増える年齢になるとうつ病の割合は大幅に増加するということです。

子供のうつ病は軽度の場合や苛立ちや落ち込みが見受けら、
頭痛や腹痛などの身体的な症状が現れることによって
不登校などの生活行動の変化も現れるのが特徴です。

子供のうつ病の治療には投薬による治療や遊戯療法・箱庭療法などがあります。

子供のうつ病治療における推奨されている投薬治療は少しの量の三環系抗うつ薬を投薬し、
慎重に増量する方法です。

そのほかに子供のうつ病の治療には、うつ病が発病した原因とも考えられる親子関係を見直してみたり、
学校との連絡をとりあって子供の生活環境全体を整えることもあります。

そしてもっとも効果があるうつ病の治療方法とされているのは、
投薬療法と遊戯療法や箱庭療法といった「非言語的精神療法」と同時に行なうことなのだそうです。

子供のうつ病の場合、とくにうつ病の体験を言葉にすることがほとんどないので
発見することが難しいようです。

うつ病にかかる割合

近年、現代社会においてうつ病になる人の数は確実に増加しているのだそうです。

アメリカでは生涯のうちにうつ病にかかったことのある人が男性では
10人に一人、女性では5人に一人という調査結果があります。

この結果からも分かるように女性のほうが男性よりもうつ病にかかりやすいということがいえます。

女性だと一方日本でも人口における割合で5%の人がうつ病だと言われています。

これは約650万人がうつ病にかかっているということです。

またうつ病患者の数はこの数年のあいだに確実に増加していて、
うつ病だという認識のないまま身体にうつ病の症状が現れている人の数も含めると、
うつ病患者の人数はさらに多くなっていると考えられます。

従来のうつ病は発病すると外出することもできない人が大半だったのですが、
現在うつ病に多いのはこのうつ病の認識がなく苦しいながらも
日常生活を過ごしている軽度のうつ病なのだそうです。

このうつ病の自覚がなくが日常生活に支障がない程度に身体の症状が出ている状態は、
うつ病と診断することが難しく、うつ病を進行させてしまうことが多いのですが、
このような身体の症状だけが現れている軽度のうつ病であれば、
抗うつ薬などの投薬治療で比較的治療しやすいと言われています。

うつ病の分類

うつ病は、仕事や人間関係など何かの原因で落ち込んだり生きるための活力が沸かなくなり、
その結果、精神や身体的に不調がおこる病気です。

最近うつ病にかかる割合は増加傾向にあり、
日本人も5分の1の人が一生のなかでうつ病にかかるといわれています。

うつ病の症状にはさまざまなものがあり、精神面・身体面にわたってうつ病の症状は現れます。

それらの症状の原因によってうつ病は「身体因性うつ病」「内因性うつ病」「心因性うつ病」に
分類されるのが一般的ですが、最近では、
うつ病の症状の継続している期間や症状の程度によっても
分るされることが多くなってきました。

この分類では重度のうつ病を「大うつ病」軽症のうつ病を単に「うつ病」と呼ばれるようです。

うつ病についての世間の認識はまだまだ浅く、
軽度のうつ病はまわりの人に病気だと思われないたまに
「単に甘えている」「気持ちが弱い」「だらけている」
などと誤解され理解されないことが少なくないようです。

うつ病はその分類によらず、治療すれば治る病気なのですが、
自分や周りの人を含めて正しい知識と理解を必要とします。

適切な治療を受けないでうつ病が進行すれば治療にも時間がかかりますし、
自殺を考えるなど事態を悪化させることにもなりかねません。

うつ病の身体の症状

うつ病の症状は心の症状と身体の症状の2種類に大別することができます。

これらのうつ病の症状のうち身体に現れる症状は軽度のうつ病で
心の症状が現れるまえに現れることが多いです。

うつ病の身体に現れる症状はあまりに様々ですべてをまとめることは簡単なことではないのですが、

一般的な症状をご紹介します。

うつ病の身体に現れる症状には、睡眠状態の悪化があります。

うつ病による睡眠症状には眠れなくなる場合と寝すぎてしまう場合に分かれます。

寝つきがわるくなる、夜中に目が覚めて眠れない、朝早い時間に目が覚めるというのが多い症状です。

うつ病による睡眠障害は不眠症とは異なり、
まったく眠れないことはあまりありません。

反対に過眠の症状には、ちゃんと夜寝ているにも関わらず昼頃になっても眠い、
一日中眠気がとれないといったものがあります。

またうつ病によって身体に痛みが続く場合もあります。

慢性的な痛みが身体のどこかに起こるのですが、どこに起こるかは限定されません。

胃痛・筋肉痛・関節痛など痛みの症状が現れるところは様々ですが、
うつ病の症状で多い痛みは頭痛なのだそうです。

重さのある頭痛が続くことが多く、うつ病が原因の頭痛は鎮痛剤の効果が現れにくいのも特徴です。